2022-5-25

授業のリソースの整理法

この記事では,授業用のリソースがぐちゃぐちゃになってしまうことを防止するための方策を書きます. 工夫は以下の二点です.

  1. ファイルの構造
  2. ファイルの移動

ファイルの構造

  1. まず,講義資料をおくファイルを作ります.これは OneDrive に作ると便利です.デスクトップにエイリアス(or シンボリックリンク)を作っておくといいでしょう.名前は「00_講義資料」にすると,ファイルが名前順にソートされたときに見つけやすいです.
  2. 次に,「00_講義資料」の中に今学期の授業のファイルを作ります.命名規則は,例えば一年の秋学期の木曜二限の授業であれば「2_42-ロシア語4」などにします.「(学期)_(曜日の数字)(時限の数字)-(講義名)」です.
  3. 「その他」,「アーカイブ」を作成します.

最終的なファイル構成は例えばこうなります.

./00_講義資料
├── 3_12-心の科学
├── 3_13-離散数学及び演習
├── 3_22-情報と国際社会
├── 3_23-情報創造
├── 3_31-データマイニング入門
├── 3_32-複雑系科学の基礎
├── 3_33-クリエイティブ・ネットワーキング
├── 3_41-複素関数論
├── 3_42-科学・技術の哲学
├── 3_52-表彰芸術論
├── 3_53-英語上級
├── 過去問
├── 課題その他
└── アーカイブ

15 directories, 0 files

続いて,各授業ごとのファイル構成ですが,これは授業ごとに異なっていていいでしょう. 例えば,担当の先生が几帳面でファイルの名前に規則性がある時はこのようにしています. 授業資料と課題は分けたほうがいいと思います.

.
├── 2022-1.pdf
├── 2022-2.pdf
├── 2022-3.pdf
├── 2022-4.pdf
├── 2022-5.pdf
├── 2022-6.pdf
├── 2022-7.pdf
└── hw_repo

授業資料のファイル名に規則性がない時や授業ごとのリソースがファイルにまとめられて配信されている時などは,このようにしています.

.
├── 01
├── 02
├── 03
├── 04
└── 05

ファイルの移動

ファイルの移動については単純で,全ての授業が終わったらアーカイブに移動させます. アーカイブのディレクトリ構造はこのようにしています.

./00_講義資料/アーカイブ
├── 1-春学期
├── 1-秋学期
└── 情報学部開講科目

3 directories, 0 files

それぞれのファイルの中は例えばこのようになっています.

./00_講義資料/アーカイブ/情報学部開講科目
├── 1_1-感じる情報学
├── 1_1-情報の挑戦者・開拓者たち
├── 1_1-情報セキュリティとリテラシー
├── 1_2-インフォマティクス1
├── 1_2-インフォマティクス2
├── 2_12-プログラミング1
├── 2_12-プログラミング2
├── 2_53-インフォマティクス4
└── 2_54-インフォマティクス3

9 directories, 0 files

終わりに

みんなもう既に当たり前にやっていることかもしれませんが,なんとなく記事にしてみました.私の大学の OneDrive は5 TB も容量があるので,思う存分活用していきたいと思っています.